多摩川 二ヶ領上河原堰 工事終了

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昨年11月ごろからはじまった
多摩川・上河原堰 下流の護岸工事ですが
終了予定の3月末が近づいてきたので
先日、様子を見に行ってみました

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塞がれていた魚道には水が戻されています
工事現場にはロープが張られていて
まだ水辺へ立ち入りができなかったのですが
分流はとても浅くなってしまっているようです
魚が身を隠せるようなところもありません
遡上してくる魚たちにとっては
昨年までよりも厳しい環境になってしまいました

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あれだけ植生豊かだった中州は
完全に整地されてしまいました
回復までにはかなりの時間を要しそうです

現在は土砂がむき出しになっており
今後、降雨のたびに下流部へ濁りを発生させ
多くの土砂を供給することになります
このエリアが産卵場であり
ちょうど遡上時期のマルタウグイや
これから遡上がはじまる稚鮎への影響が心配です



また工事のこととは関係ありませんが
最近、上河原堰の禁漁区(堰より上下50m)で
釣りをしていた方々が警察に連行されたというツイートを見かけました

多摩川漁協の副組合長にお会いしたので話を聞いてみましたが
今後は警察と連携して取り締まりを強化する方針のようです
またバス釣りのマナーの悪さにもかなり憤慨されている様子で

・釣り券を買わない
・釣り時間(日出~日没)を守らない
・釣りをする距離感が酷く、他の釣り師の仕掛けに絡めることが多い

という釣り人が多いということなどをかなり言われていました
特に釣り券について、バスは魚種に含まれていませんが
ルアーフィッシングにはマルタウグイやコイなど
漁業権のある魚種も釣れるため購入の必要がある
ということを強く主張されていました

自分も目に余るマナー違反をしている釣り人を
何度も見ているので納得できる話も多くありました
ただネットから情報を得ることの多い
若い世代にとっては現在の多摩川の規則は
非常に調べにくい状況があります
常連からすれば当たり前の規則かもしれませんが
多摩川の各漁協は公式のwebサイトすら存在しないところが多く
検索してもなかなか正式な情報にたどり着けません
規則を破るつもりはなく調べてもよくわからなかったため
違反をしてしまっている方が多いのではないでしょうか
ちょっと多摩川で釣りをしてみようと思った人が
容易にルールを確認できるようにしてほしいと
自分からも意見をさせてもらいました
今度の漁協の会合で提案して下さるそうです

というわけで上河原堰周辺の近況の確認でした
河川環境や釣りのマナーなど考えさせられることが多くありました
今回もありがとうございました
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コメント

非公開コメント

>バスは魚種に含まれていませんが
ルアーフィッシングにはマルタウグイやコイなど
漁業権のある魚種も釣れるため購入の必要がある


この主張が納得できないんですよね。

多摩川では、ふな・うぐいの雑魚の遊漁券と、コイ・アユ・ウナギを含む上位の遊漁券が存在する。

ふな・うぐいの雑魚を狙っていても餌に食いついたり、スレがかりでコイ・アユ・ウナギは釣れる可能性はある。

可能性があるのに、実際には遊漁券は区別されている。

つまり、釣りの対象としている魚は何かで料金が分けられている状態でしょ?

じゃあバスを対象とした釣りをしてるのに、対象としてない魚の料金払う必要あるんですかって思ってしまいます。

Re:

コメントありがとうございます
今回はお話を聞いた漁協側の主張をそのまま掲載しましたが
自分は日本の漁業権自体が見直しが必要な制度だと思っていますし
バス釣りから金を取るならば漁協側がバスを対象魚種として
ちゃんと国に申請して正式な形で徴収するべきだと思う気持ちもあります
しかし現在の社会的な外来種排除の風向きの中でバスの対象魚種の認定を
現時点での多摩川の漁協に期待するのは無理があるのではないでしょうか
そこでバスアングラーと漁協側の両方が納得できる可能性があるポイントが
ふな・うぐい・オイカワ券ではないかと自分は考えています
目先のことではなく現時点でできる小さいことを積み重ねることが
今後に繋がると信じて自分は行動していきます

色々と書いてすみません、でもたぶん首都・東京のフィールドでありながら
全くメディアに出ずにタブー視されている多摩川の現状を
勿体ないという気持ちは皆同じでははないでしょうか
今後はこれまで以上に意識していかなければ恐らく未来はありません
いつか認められる日がくるようにお互い頑張っていきましょうe-466

正確な情報が得にくいのは困りますよね

「バスは魚種に含まれていませんが
ルアーフィッシングにはマルタウグイやコイなど
漁業権のある魚種も釣れるため購入の必要がある」
に関してコメントさせてください。

マルタウグイ狙いのルアー釣りの場合に「コイを対象とした遊漁券を買うよう」にという主張を読み納得がいかなかったので、
神奈川県 水産課に問い合わせたことがあります(1年ほど前)。
マルタ狙いのルアー釣りの典型的なゲストを考慮して、
「マルタとウグイとニゴイを対象魚としてルアー釣りをしたい」と伝えたところ、
「ふな・うぐい・オイカワ券」で十分と教えられました。
コイがルアーの対象魚として一般的でないことも同意が得られました。
漁協にも漁協の考えがあるのでしょうが、県の水産課の見解に反するやりかたは不適切だと考えています。
以下は、私見ですがマルタウグイはウグイと別種ですから、多摩川の漁業権の対象外ではないか、と思うのですが。。。
機会があれば水産課に聞いてみます。

「そこでバスアングラーと漁協側の両方が納得できる可能性があるポイントが
ふな・うぐい・オイカワ券ではないかと自分は考えています
目先のことではなく現時点でできる小さいことを積み重ねることが
今後に繋がると信じて自分は行動していきます」
私も同じ気持ちです。理屈ではなく感情ですが。

スモー◯マウスバスを巡る釣り業界の立場を考えると、
多摩川のバス釣りが釣り業界公認となることはおそらくないと思います。
近くに住むものとしては残念な気もしますが...

上記コメントご迷惑でしたら、削除してください。
今後もブログを楽しみにしています。

Re:

湾奥釣り師さんはじめまして
コメントありがとうございます
このような参考になる情報を削除などできるわけありませんe-466

県と漁協でも見解が一致していない部分があるんですね・・・
川崎漁協(?)ではマルタウグイを釣るのに
コイの遊漁券をすすめているというのは知りませんでした
また問い合わせされた際にはぜひ教えて頂きたいです
収入と直結するので漁協はどうしても解釈を大きく捉えがちな傾向を感じますね

同意していただきありがとうございます
ヘラ釣りなどのお金を払っている方が釣りに行った際に
バス釣りの先行者がいて入りたかった場所に入れなかったりして
しかも遊漁券を買わずにやっている人が多いとなると
何だコイツらは!と漁協の方がお怒りになるその気持ちも何となくわかるのです
お互いが歩み寄り納得できるポイントを探す必要が絶対あると思います

おっしゃるように多摩川のバスが
公認となる可能性はほとんどありません
しかし現在漁業権が存在している魚ですらも
外来種のコイや人為的に品種改良されたヘラブナ、
一度絶滅し他の河川から移植したマルタウグイなど
本来の多摩川に生息していたものと無関係な魚種に増殖の義務が課されています
需要や社会的な価値観の変化によって
いつか多摩川に生息する魚たちについて見直す時がくるかもしれません
そうなった時にバスアングラーとして不利にならないように、
自分は日々意識した行動をしていきたいのです
長々とすみません、今後ともよろしくお願いいたしますe-466

No title

あくまで問い合わせ当時に見かけた情報です。
問い合わせの際にその件を県に伝えたところ、漁協に県の考えを伝えるとのことでした。
ですから現在の漁協の考えは違うかもしれません。
(先のコメントに書いておくべきでした)
今後共よろしくおねがいします。

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No title

コメントありがとうございます
あの多摩川の護岸工事は京浜河川事務所が発注しているので
特定の釣り人に融通をするような工事はおそらく無いですよね
ただ、もう少しそにいる生物に優しい工事はできないものかと思ってしまいます

---さん(念のためネーム伏せさせてもらいます)のように
気づかいがある方ばかりなら何の問題もないのですが
これだけ都心の身近な場所であるが故に
ちょっと考えられないような行動をする方も来てしまいますね
いつかこの状況が改善されるように自分は小さいことを積み重ねるだけです
お互いメトロリバー多摩川での釣りを楽しんでいきましょう!
こちらこそお会いした際にはよろしくお願いいたしますe-466